【元・人事担当が教える】選考する側は応募書類のこんなところを見ている!

採用される応募書類の書き方をお教えします

 

私は1年くらいの期間、人事担当として採用に携わっていたことがあります。
そこまで大きくない会社でしたが、来る日も来る日も応募書類に目を通し、必要に応じて面接をしていました。

 

他の記事でも書いていますが、私は転職経験が豊富な方です。
ざっとですがこれまで求職者として200社以上に応募してきましたからねー。

 

そんな私がまさか人事担当として選考する側になるとは思ってもみませんでしたが、今思えばめちゃくちゃいい経験ができたなーと思います。
「採用する側からはこう見えてたんだ」なんて具合に、視点が変わることで何が重要なのか、何がNGなのかってことがよく分かるんですよね。

今回お話しするのは、面接する前に送る応募書類について。
大抵の場合、求人に応募する時は事前に履歴書などを送りますよね。

 

企業側はその書類のどういったところをみているのか。
何がダメで何がいいのか。

 

いくつかポイントがあるので、順に見ていきましょう。

経験してきた仕事内容について

その人がどんな仕事をしてきたのか目を通します。
今回応募する人材像にマッチングしているかを知るためですね。
ただし書類の時点では、そこまで厳密に見るわけではありません。
あまりにかけ離れていたり、経験者応募なのに経験がなかったりするとパスしますが、求めている人材像と多少ズレていてもすぐさま選考漏れにするわけではありません。

ここだけの話、特に小さな企業ならありがちなんですが、社長や上の人が独断で募集要項なんかを決めてるケースはよくあります。
実際に一緒に働くことになる現場の人たちの声は聞かないまま、会社が求人を出してしまうってことって多いんですよねー。

で、私もそうでしたが、面接を担当するのは基本的には現場を統括する立場の人なわけです。
よくありましたよ、応募してくる人の経歴やスキルがなんだかズレてるんだよなーってこと。

 

要は何が言いたいかというと、募集条件から多少ズレていてもどんどん応募したほうが絶対いいですよ!って話です。
自分では多少ズレていかなーと思っていても、現場の人からすれば重宝するなんてことも十分ありえますからねー。

 

職務経歴や在籍期間について

前職などでどれくらいの期間働いていたかを見たりします。
当然、空白期間が多かったり数ヶ月で辞めたりしていると警戒はします。
でも逆に前職が1社だけで長い期間働いていたから絶対にいいかというとそれも違いますね。
特に30代とかだと、それまで10年以上働いてきて今回が初めての転職ってパターンもあるんですよ。
そういう人は、別の意味で警戒します。
採用する側からすると「新しい環境に適応できるかな?」と思ってしまいます。
ズバリ求めている人材だったらそれでもいいんですが、そこまでじゃない場合は私は保留にすることが多かったですね。
他にいい人がいればその時点で落とす事になります。
他がパッとしなければ、とりあえず面接はしますが・・・。

正直、経歴がどれほど重要視されるかは自社の状況によってかなり左右されます。
空白が多かったり前職をすぐ辞めてたとしても、求めている人材とのマッチング度合いが高ければその辺は目をつぶることもあります。
逆に経歴はキレイだとしても、どうも求めている人材とはズレてそうだと面接すらしない場合も多々ありますからね。

 

なので、経歴が汚いから・・・と悩んでいる人も、全然自信を持っていいですよ。
経歴が汚い=マイナス要素になるかというと、必ずしもそうでもないですからね。
ほんと、現場からするとそんなこと言ってられない状況であることはよくありますから。

 

最低限の書き方はできているか

当然、字が汚いよりはキレイな方がいいです。
でも私は思うんですが、字が汚い人って要は丁寧じゃないんですよね。
たとえ字がキレイじゃなくても、丁寧に書くことはできるはずなんですよ。

なので履歴書を手書きで書く際に何が一番マイナスかというと、急いで書いたような字だとどうしても印象は悪くなりますね。
「そんなにウチに送る応募書類に時間をかけたくないのか!」って思っちゃいます。

逆に字がうまくはなくても、丁寧に時間をかけて書いたんだろうなという人は好印象。
うがった見方をすると「うまく見せたいんだろうな」というのが透けて見えてたとしても、それはそれで採用する側からするとむしろウェルカムなんですよね。
だってそれは、そこまで労力をかけて応募してくれてるってことですからね。

 

そういう意味では、項目を埋めてない人も印象はよくありませんね。
「趣味・特技」や「PRポイント」みたいな欄でも、「特になし」なんて書くのはもう論外ですよね。
まったくない人なんてありえませんよね。
字が走り書きなの人と同じで、採用する側からすると「それくらい考える時間も惜しいのかよ!」と思います。
もし本当に無いと思っていても「ちょっとくらいウソでも何か書こうぜ」って思っちゃいます(笑)

「熱意が大切!」なんてアナログなことはこの時代あまり言いたくないですけど、やっぱりどれだけこの応募にかけてるのか?という気持ちが伝わる人は強いんですよ。
そういうものが感じられる人は面接してみようかなって気になるのもやっぱり事実なんですよね。

 

手書きか?印刷か?

応募書類でよく論争になるのは「手書きがいいのか、パソコンがいいのか」ということ。
結論からいうと、応募する企業に合わせましょう。

 

まず、指定がある場合はそれに従うことです。
わざわざ指定してきているということは、何らかの理由があります。
それと反対のことをするのは意味がありません。

 

特に指定が無い場合は、私は手書きがいいと思います。
上で説明した通り、内容じゃないところでも熱意をアピールできる所ですからねー。
「パソコンで十分!手書きなんて非効率!」という意見も分かりますが、選考しているのはAIじゃなくて人間なんですよね。
例え見る人が「私は字とかではなく内容だけで判断するのだ」と思っていても、字が丁寧だと無意識に好印象を抱いてしまうものです。

 

丁寧に書けない人、あるいは時間をかけたくない人はパソコンでも十分です。
手書き指定が無い場合はパソコンでもマイナスになることはないです。

 

ですがせっかくアピールできる場面なので、私は時間をかけてでも丁寧に手書きで書く事をおすすめしますよ!

 

あ、でもさすがに職務経歴書はパソコンの方がいいと思います。
人によっては内容もかなりのボリュームになるので、さすがに手書きだとしんどいですよね。
というか何百人もの応募書類を見てきましたが、職務経歴書が手書きだったのはほんと数人くらいでしたよ。
しかもその内の1人は、明らかにパソコンが使えないから仕方なく手書きで書いてる感じの人でしたからね(笑)

 

履歴書はできれば手書き(ただし丁寧に書ける人限定)、職務経歴書はパソコンで分かりやすく作成というのが私の考えです。

 

最後に

今回は、選考する側から見た応募書類の書き方のポイントについてお話しました。
次の機会では、選考する側からみた面接のポイントについて書いてみたいと思いますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。