就職する前に知っておきたい!コピーライターに向いているのはこんな人

コピーライターの向き不向きって?

コピーライターになりたいと思っている人にとって、どんな人がコピーライターに向いているの?というのは気になるところですよね。

僕がコピーライターという仕事を経験し、また周りのコピーライターを見てみて傾向は何となくあるんですよねー。

 

というわけで今回は、コピーライターに向いている人はどんなタイプなのかについてお伝えしたいと思います。

 

強い好奇心

まずはこれです。
というか、これさえあれば後のことは何とでもなるんじゃない?ってくらいに重要な要素です。
逆に好奇心が少ない自覚のある人は、まずは周りから色々と観察するクセをつけることから始めましょう!

 

僕もそうですが、知り合いのコピーライターさんを眺めてみても好奇心が強めの人が見事に揃っています(笑)
基本的に人がやってる珍しいことにはすぐ首を突っ込んでくる、みたいな。

 

例えば、社内で珍しいグッズを持っている人がいたり、気になることを嗅ぎつけると、
「何それ?」「どこで買ったの?」「どこでやってるの?」なんて風にすぐに情報収集を始めます。

 

また、好奇心が旺盛でいろんなことをしたがるので、結果的に多趣味の人が多いです。
誤解を恐れず言うならミーハーな人が多いんですよね。
自分にとって新しいモノや価値観にとても敏感なんです。
いません?流行りのものにはとりあえず触れておかないと気が済まないような人!

 

ここまで聞いて、

「え!文章書くのが上手とかが一番大切なんじゃないの?」

なんて思った人もいるかもしれませんね。

 

確かに!それも重要です。
コピーライターなので文章スキルは避けて通れるはずはありませんからね。

でも、広告制作に携わるコピーライターにとって、それ以上に大切なことがあるんです。

 

それは「人としての引き出しの多さ」です。

 

なぜかというと、広告というのは商品の価値をいかに伝えられるかがポイントになります。

 

その価値をどんな方法で伝えるのがベストなのか?
それを考えるのがコピーライターの仕事の本質なんですね。

 

で、重要になってくるのが引き出しの多さ。
表面的な言葉選びだけでなく、広告を見た人がどう思うか、何を感じるか。
ユーザー目線でいろんな角度から想像するために、自分の引き出しをフルに使って、あーでもないこーでもないと考え抜きます。

 

実際に仕事で活かされる引き出しの多さは、日頃からいろんなことに興味を持って触れている人が圧倒的に有利です。

ただやみくもに手を出した方がいいということではありません。
自分の知らないことや物の見方は世の中に無数にあるということは、常に頭に入れておく必要があります。

 

フットワークの軽さ

これも好奇心に関連していますが、フットワークの軽さも周りの現役コピーライターに共通していることです。

 

プライベートでは、人から何か誘われたらとりあえず行ってみる。
知らない人と会う機会があれば、何か面白い情報はないかと探しに行ってみる。
あっちに流行りの店があると聞けば行って味わってみたり、こっちに話題のスポットがあると知れば実際に体験してみる。
そういったフットワークの軽さが、自分の引き出しをどんどん増やすことにつながります。

また、仕事でもフットワークの軽さは重要です。
コピーライターの仕事内容という記事でも書きましたが、コピーライターは事務所にこもって文章だけを書いているのではありません。

調べものがあれば図書館や本屋に足を運びますし、実際に商品の売り場やサービスの現場に行って雰囲気を感じるのもコピーライターの大切な仕事のひとつです。

 

「コピーは足で書け」

 

上司のコピーライターによく言われていました。
いや、本当に足の指にペンを挟んで文章を書くんじゃないですよ(笑)
いいコピーを書きたければ、まずは自分で行動すべきという意味ですが、まったくその通りだと思います。

 

現代はネット上で調べられることも多いですが、少なくともコピーライターという職業はそれだけではだめなんですよね。
自分の足で動き、自分の肌で確かめ、自分の身体で体験してみる。

 

限りある時間の中で仕事するので、全部が全部そうはいかないでしょうけど、そういった姿勢で取り組むことがとても重要なんです。

 

忍耐力がある

多かれ少なかれどんな仕事でも忍耐力はあるに越したことはないですが(そりゃそうだ)、コピーライターは特にそういったことが求められる場面が多い職業なんです。

 

例えばの話、あなたがもしプロダクションのコピーライターになったとしますよね。
で、多分そこで広告代理店を通しての仕事もすることになると思います。

その場合、クライアントからの修正などは代理店の人がまず目を通します。
逆にこちらが修正した制作物も、代理店の営業にチェックしてもらってOKが出てからクライアントに見てもらう流れになります。

 

しかし、締め切り間近になるとこの流れが少しめんどくさかったりします(笑)

例え夜中になったとしても、代理店からの修正を待たなくてはいけません。
「直接クライアントに送らせてくれ!」そう叫びたくてもガマンガマン。

 

当然、代理店の営業はその仕事だけをしているのではありません。
早くチェックして修正あるなら教えてくれ!とあなたが思っても、他の仕事が立て込んでいたり急に入った社内会議などで時間はどんどん過ぎていきます。

 

あなたはその間、別の仕事をするか、それがなければただ待つしかありません。
本来なら家に帰れているはずなのに、ただ代理店からの修正を待つだけの時間。

 

しかもですよ、修正はあなたの書いたコピーに入るとは限りません。
「ここの色を変えて、もう少し文字小さく」みたいなデザイン的な修正だけかもしれません。
でも、コピーライターは広告全体のチェック機関の役割も担っているので、あなたは待つしか選択肢がないんですね。

 

こういったちょっと理不尽なことに耐える忍耐力、あなたにはありますか?

 

もちろんこれだけではありませんよ!
クライアントが納得するまで何十本とコピー案を考える忍耐力。
当初のコンセプトから脱線しだしたデザインを、何とか軌道修正させるためにデザイナーを説得する忍耐力。

 

あなたにはありますか?ありそうですか?

コピーライターはいろんな場面で忍耐力が試される職業です!

 

コミュニケーションが好き

コミュニケーションスキルが高い、ではありません。

好き、でいいんです。

 

いやまあスキルは高い方がいいんでしょうけど、何より「好き」であることが大切なんです。
言い換えると、人が好きとも言えますね。

 

コピーライターは一人で黙々と作業する時間ももちろんありますが、デザイナーさんなど他の人たちとコミュニケーションを取る場面も実は多かったりします。

打合せでヒアリングしてきた内容を共有したり、方向性を確認しあったりする上で他人とのコミュニケーションは避けて通れませんからね。

 

デザイナーさんはどちらかというと感覚的な人も多いので(失礼?)、頭に浮かんだ良いアイデアがあってもクライアントにうまく伝わりきらないことはよくあります。

それをきちんと論理だてて、クライアントが納得できるように説明するのもコピーライターの仕事だったりします。

 

論理的思考が得意

論理的思考(ロジカルシンキング)というのは、物事の関係性を整理し関連付けながら、順序立てて考えることです。

 

AとBはCといえる。なのでDに分類される。

 

のように、因果関係をその理由とともに分かりやすく伝えることとも言えます。

 

これだけ聞くと普通のサラリーマンが企画書作る時にやってることのように思えますね。

 

いや、でもほんとその通りなんです。
コピーライターってなんか「感性の人」ってイメージがありますが、
論理的思考を駆使しながら答え(コンセプト)を導き出す作業も、コピーを考えると同じくらいに重要な仕事です。

 

「きみ、発想がおもしろいねー」
「どこからそんなひらめきが出てくるの?」
周りからそう言われることも多くて、人と違うアイデアとかも思いついちゃう。

それはそれで素敵なことです。
でも、それだけでコピーライターを極めようとすると多分、うまくいきません。

 

コピーライターにとってひらめきが必要なのは、最後の部分。
そう、人の心をぐっと動かすメッセージを考える時です。
そのメッセージの方向性を導き出すためには、さっきから何度も出てきている論理的思考が必要になってきます。

 

「このキャッチコピー、なんで関西弁なの?」
そう聞かれて「なんとなくインパクトあるじゃないっすかー」と答えるのではなく、

「この商品のマーケ資料によると、購入層は20代のお笑い好きがメインということが分かっています。お笑い好きに馴染みのある関西弁を使うことで親しみやすさを持たせ、尚且つキャッチーで目を引く言葉遣いにすることで、ボディコピーへと目を通してもらう狙いがあります」

みたいに、例えでっちあげでも(笑)スラスラと言える能力がコピーライターには求められます。

 

想像するのが好き

論理的思考には仮説が必要になってきます。
そしてその仮説を立てるためには、豊かな想像力が欠かせません。

 

○○ということは、△△なんじゃないだろうか?
××じゃないということは、□□だろうか?

 

小さいものから大きなものまでかき集めたいろんな材料を元にして、想像力を働かせながら仮説を繰り返し表現に落とし込んでいくんですね。

 

文章を書くことが好き

コピーライターなので超当たり前のことですけど、あえて最後にもってきました。
コピーライターの資質は文章だけじゃないってことを分かってもらうのが今回の裏のテーマだったからです。

 

あなたは文章を書くのが好きですか?
何かしらのカタチで今も書いていますか?

 

日記だったり、ブログだったり、SNSだったり。
はたまた小説?ポエム?誰かに送る手紙?

なんでもいいんですが、とにかく自分の中にあるものを文字でアウトプットできるのって、それだけでスキルのひとつなんですよ。

 

もちろん僕を含む周りのコピーライター出身の人たちを見ても、文章を書くことが好きな人ばかりです。

コピーライターになろうとしている人なら書くことが嫌いって人は多分いないでしょうけど、ヘタでもなんでも日頃から文章でアウトプットできる環境は用意しておくべきだと思います。

最後に

今回書いていて改めて思いましたが、コピーライターって文章スキル以外にも求められることはたくさんありますね。

 

ただし、上に書いてある事に当てはまらないからといって「あーだめだ、私には向いてないかも」なんて思う必要はまったくありません。

確かに、好奇心が少ない人がいきなりいろんなことに興味を持つようにはなれないと思います。
人と接するのが苦手な人が、急に人を好きになれることは考えにくいです。

 

ですが、強くコピーライターになりたい気持ちがあるのでしたら、その気持ちは大切にしてください。
大丈夫です、今からでも全然変えられますよ。
上のことはあくまで現役コピーライターの傾向であって、心がけ次第でなんとでもなることがほとんどです。

 

何を隠そう、私もコピーライターに実際になるまでは必ずしも上にあること全てが当てはまっているわけではありませんでしたよ。
どっちかというと保守的でインドア派、コピーライターなんて文章さえ書ければいいんでしょなんて思ってるヤツでしたからね(笑)

 

でも実際に現場で働き始め、上司や社内のクリエイター、業界の人たちと触れ合うことで、このままじゃダメだと思いました。

ネット社会とはいえ、コピーライターについての情報はまだまだ少ないと思います。
このサイトは私が「自分がコピーライターになる前に読みたかった情報」を、これからコピーライターに就職・転職したい人たちに向けて発信するのがコンセプトです。

 

業界に入る前に上に挙げたようなことを知ることができたあなたはラッキーだと思いますよ!
もし自分に足りてないなと思うことがあるなら、理想像に少しでも近づけるように努力することが大切です。