コピーライターの面接で成功する方法
コピーライターを目指している人、お疲れ様です!
転職サイトやハローワークでいい求人はありましたか?
就職活動で一番難しいのは面接ですよね。
履歴書や職務経歴書など応募書類の書き方なんかはある程度コツさえつかめば大丈夫ですが、面接は直接相手とやり取りをするので人によっては苦手な人も多いはず。
このブログではいつも書いていますが、私は転職経験が豊富です!
さっきちょっと冷静に何度くらい面接に行ったか数えてみました。
その数なんと・・・80社以上!
これ、大学にいる時にする新卒の就職活動は数に入れてません。
というか私は大学卒業してますが、在学中は一切就活したことがありませんでしたので(笑)
大学卒業してからフリーターを経て、そろそろ就職しないとなーってなってからの面接数です。
また、それに加えて私はネット通販の会社で人事的な業務もやっていた経験があります。
そんなに大きくはない企業でしたが、応募書類に目を通して実際に面接、いい人がいれば上司にも会わせて合否を決める・・・みたいな正社員の採用に関わる仕事をしていました。
そんな面接される側だけではなく面接する側としても経験豊富な私が、今回はコピーライターの面接でよく聞かれることと、それにどう答えればいいかを伝授します。
私は広告業界以外の職歴もそれなりにあるので分かるんですが、コピーライター採用の面接はやはり普通とは少し違います。
何がどう違うのかは読み進めてもらえれば分かりますが、ちょっと裏技のようなコツもお教えしたいと思いますのでお楽しみに!
志望動機は一貫性を持たせる
「なぜうちの会社を選ぼうと思ったのですか?」
どんな職種でも、面接ではほぼ100%聞かれるであろうこの質問。
いわゆる志望動機ってやつです。
コピーライターも例外ではなく、必ずと言っていいくらい聞かれることなので答えをちゃんと用意しておきましょう。
考え方としては3つに分けて考えると分かりやすいです。
1.その会社自体が持つ魅力
2.自分の経験が活かせること
3.自分が目指している将来像とのマッチングポイント
1.は例えば扱っている広告のジャンルやクライアントなど、事業内容について魅力に感じている点です。
2.は、自分の持っている経験やスキルを具体的にどう活かしたいのかを語ります。
3.はこの会社でどんな成長ができそうかをアピールします。
できれば3つとも内容に盛り込んだ方が志望動機に説得力が出るのは言うまでもありません。
志望動機はストーリー性や一貫性を持たせると、相手により伝わりますからねー。
例えばこんな感じですね。
「御社は紙媒体だけでなくweb事業にも積極的に携わっている所に可能性を感じました。これまで私は紙媒体にしか携わったことはありませんが、webマーケティングにはとても興味があり自分で勉強するなどしています。私の培ってきたコピーライティングのスキルとwebの知識を御社で活かすことができるのではないかと思い今回応募させて頂きました」
当然のことながら、1.はその会社のことをよく調べていないと分かりませんね。
なので面接に行く会社の事はあらかじめよく調べておくことは最低条件です。
ホームページがあるのなら事業内容や取引先なんかはすぐに分かります。
ホームページがなくても、求人情報に書いてあることはすべて目を通して把握しておきましょう。
企画書は必ず持って行こう
タイトルの「アレ」とは、ずばり企画書です。
コピーライターはコピーだけではなく、企画書も書くことが多いです。
コピーライター経験者の場合、自分が携わった作品を面接に持って行きますよね。
それは何の問題もありません。
コピーライターの面接ならごく当たり前のことです。
でも、もしあなたがコピーライターとして企画書を書いたことがあるのなら、必ず作品と一緒に持っていきましょう。
なぜかというと、私がコピーライターとして別の会社への転職活動をしていた時、面接では必ずと言っていいほど聞かれたことがあります。
「企画書は書いたことがありますか?」
恐らくですが、この質問でコピーライターとしてのレベルをはかっているんだと思います。
与えられた情報を元に、論理的に問題解決するための広告コンセプトを組み立てるスキルがあるのかを確かめているんですね。
大事なことなのでもう一度言います。
もしあなたが企画書を書けるコピーライターなら、企画書は必ず持って行ってください!
書いたことがあるのなら、面接官に「企画書見せてくれますか?」なんて言われたら超もったいないですよ。
実際のモノがあると無いとでは説得力が全然違います。
実際、作品集より企画書をじっくり見られるケースも多かったです。
それくらい採用する側としては重要なポイントだということですので、企画書の現物を見せるのはかなり効果的です!
最後の「質問ありますか?」はPRタイムに大変身
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれるのはもはやお決まりですよね。
ここで何か質問しないとダメなのかな?
なんて考える人もいるかと思います。
そんな人にあえて言わせていただきます。
「質問を考えないと出てこないような企業には転職しないほうがいい」
だってそうじゃないですか?
自分が少しでも興味があって応募している企業なんですから、質問の1つや2つあるはず。
面接で少しやり取りしただけでお互いのことなんて絶対分かりませんよね。
こちらから聞きたいことがないとおかしいです。
もし遠慮してるならそんな遠慮は今すぐ捨ててください!
面接官として採用活動をしていた立場から見ると、質問しない人の印象は決して良くないですよ!
さっきも言った通り、少しでもその会社に興味があるのなら質問なんていくらでも出てきます。
それが「はい、特にありません」なんて言われると、面接する側からすると「あ、ってことはこの人はうちにはあまり入りたくないんだな」ってフツーに考えます。
興味が無いんだな、って思います。
いや、これ嫌味でもなんでもないんですよ。
「面接に来たけど、話を聞いて結果的にうちの会社は合わなさそうって思ったんだろうな」って。
それくらい最後の質問は大切ですし、相手も結構気にしているポイントです。
というか、逆に言うと質問タイムは、アピールタイムとも言えます。
質問というカタチを取って相手に聞きながら、さりげなく自分のことをアピールできる絶好のチャンスなんですよね。
例えば、「めっちゃ調べてますアピール」があります。
「御社のホームページの「制作事例」で拝見したんですが、○○の広告はまだやられてるんですか?」
たとえそこまで聞きたくないことでも、間接的に「ちゃんとホームページの細かい所までみてきましたよ」ということをアピールする方法です。
他にも「やる気ありますアピール」の質問とか。
私のおすすめとしては、
「もし入社させて頂けるとなった場合、それまでに勉強してたり調べておいたりすることは何かありますか?」
具体的に入社した時のことをイメージしているっていうのが分かるので、やる気がイヤでも伝わりますよね。
あまりに図々しいのはちょっとアレですけど、応用していろんなパターンが考えられそうですね。
ポイントは「ちゃんと入社した後の具体的なことも考えている」というのが伝わる質問だと好印象です。
最後に
今回はコピーライターの面接について書いてきました。
面接全体を通して言えることですが、入社してから何がしたい、どういったことができる、といったことを相手に具体的にイメージさせられるかどうかがカギです。
あと清潔感ですね。
人は見た目が9割なんて言いますが、面接の第一印象はほんと重要。
「見た目で判断するな!」なんて反骨心は面接のときだけは置いておいて、騙されたと思って最大限の清潔感を持ってのぞんでください!
自分が思っている「清潔さ」の2倍くらいの清潔感で面接はちょうどいいです。
髪型や服装はもちろん、男性であっても眉毛やお肌のお手入れはもはや必須ですよ!
この記事があなたのコピーライター転職に役に立てれば幸いです。